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先輩社員のWork Style

北川 絵梨

大好きな建築の仕事を続けていきたいと転職を決意。

祖父が建材店を経営していたり、親戚が設計士だったこともあり、小さい頃から建築の世界に親近感がありました。大学で建築学を専攻。そのまま関西にあるリフォーム会社に就職したんです。一般住宅、店舗、学校など様々な案件で設計を担当させてもらいました。転職を考えるようになったのは、会社の経営方針が変わり「リフォーム事業から撤退する」と聞かされた時です。「せっかく大好きな仕事ができると思っていたのに」とショックを受けてしまいました。

積水ハウスリフォームグループで工務職を募集していることを知ったのは、ホームページでした。前職と同様に、お客様との打ち合わせから完了まで一貫して関われる仕事。「これだ!」と思い、すぐに応募しました。

入社後は、先輩のもとで色々教えていただきながら、できる範囲から徐々に任せてもらいました。5年が経過しスキルが高まってきたこともあり、最近では増改築や長期優良住宅など少し難易度の高い案件を担当する機会が増えてきました。

お客様のこだわりを真正面から受け止める。

案件の規模が大きくなってくると、なかにはお客様と1年近く打ち合わせをするというケースも珍しくありません。こだわりをお持ちの方が多かったり、ご家族皆さん揃ってのお打ち合わせが増えてくるからです。その分、いよいよお引き渡しという日になるとお互いに感慨無量です。「難しい要求ばかり言ってしまったけど、北川さんのおかげで本当に助かったわ」なんて名指しで感謝されたりするとこちらも嬉しくなってしまいます。

最近、施主様が50代のご夫婦という案件を担当しました。リビングの改修、和室を洋間にとご要望いただいたのですが、苦労したのはお風呂の改修工事でした。奥様の好みもあって「タイル風呂にしたい」というご希望。これまでユニットバスは扱ってきたものの、実はタイル風呂を手がけるのは今回が初めて。しかも、施主様はタイルの色や形にかなりのこだわりをお持ちのご様子。「自分が本当にできるのかな」と内心不安でいっぱいでしたが、工事長や先輩に、丁寧にアドバイスをいただき工事をすすめました。
といって、それですべてがスムーズに行くという話ではありません。現場でタイルの割付を行う段階では、お客様と職方双方の要望と意見がなかなか噛み合わず、調整に手間取りました。結局、調整はギリギリまで続きましたね。その甲斐があったのでしょうか。お客様から戻ってきたアンケートに、「営業や設計の方、現場の職人さん、皆さんに親身になってもらったことに心からお礼を申し上げます」と書いてありました。何事にも一生懸命であることの大切さを改めて実感しました。

目指すは、建築のスペシャリスト。お客様に何でも相談いただける設計者になりたい。

このように毎回毎回お客様にご満足いただければ良いのですが、最近はお客様もインターネットや雑誌などで情報を収集されていますから、要求水準は上がってきています。価格、品質についてもご自身でかなり調べていますね。他社とどう違うのか、明確な説明を求められる場面が多くなりました。

特に私の場合には、年齢が若いとか女性ということもあって、お客様が初対面の際に「大丈夫なの?」と不安になられる方もいるようです。まだまだ工務のプロと呼ばれるような存在ではありませんが、仕事に対する姿勢は人一倍以上のものがあると分かってもらいたいので、お客様の小さな疑問にもできる限りお答えするようにしています。

それでも、もっともっと建築の知識を身につけなくてはと痛感しています。積水ハウスの構造、部材に関しては社内で最も詳しい工務職になりたいですし、お客様から何でも相談いただける設計者でありたいですからね。一級建築士資格の取得を目指して勉強しているのもその一環です。

仕事の充実感、職場の雰囲気の良さなど、転職してきて正解だったと思うことが多々あります。できれば結婚をしてからも、そして子供が生まれてからも、この大好きな仕事を続けていきたいと思います。

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