HOME > 先輩社員のWork Style

子どもの頃からマンションのチラシをみたり、家のレイアウトを考えるのが好きでした。大学でも建築系のコース。当然ながら、就職活動では住宅メーカーを中心に回りました。しかも、できれば戸建てではなく住宅のリフォームに携わりたいと思っていました。その理由は、大学のゼミで解体間近のアパート改修を体験し、とても面白かったからです。
積水ハウスリフォームであれば、お客様からのブランドへの安心感は絶大ですし、福利厚生も充実しているだけに、結婚・出産後も仕事を続けていけるのではと思い入社を決意しました。実は、この会社で働く大学の先輩も同じ話をしてくれたんです。「良い会社だよ」って。「自分も頑張ってみたい」という気持ちが湧いてきたことを覚えています。
といっても、最初からやっていける自信があったわけではありません。面接の場では、「家が大好き」「人と話をするのが楽しくてたまらない」と意欲をアピールするだけでした。
現在担当しているエリアは、茨木市・池田市。400軒くらいはあるでしょうか。一部に分譲地もありますが、基本的には戸建て住宅が多いですね。しかも、定年退職された方など年輩のお客様が多いのが特徴です。
私にとって絶対忘れられないお客様も、定年を迎えられたばかりのご夫婦でした。築25年前後の古い分譲住宅にお住まいで、私も入社後に何回か訪問をしていたのですが、一度もお会いしたことはありませんでした。それが、ある日ご主人からお電話が掛かってきたんです。「リフォームをしたいので、相談にのってほしい」と。すぐに駆けつけ、2時間くらい話し込みました。
ご主人の退職を機に、一時は駅近くへの引越しもお考えだったご様子。悩んだ末に、結局「ここに住み続けよう」と決心し、大規模なリフォームに踏み切ったとのことでした。
その後、何度も打合せを重ねました。半年間は続きましたね。メーカーのショールームにも何回も通いました。ご夫婦で老後に向けての家のあり方を色々とお考えだったようです。
ご契約後の工事がまた大変でした。何しろ、大型案件は初めてでしたから、何もかも分からないことだらけ。パンク寸前でした。先輩から「どのタイミングで何をすべきか」を教えていただいたので何とかなりましたが、今から思えば冷や汗ものでした。
お引渡しの日には「本当に良く頑張ってくれたね。ありがとう」と涙ながらのお言葉がとても印象的でした。その後も、近くに来る用事があるといつも顔を出させてもらっています。お客様からすると私は娘のような年齢。いつも嬉しそうに迎えていただけます。
お客様に喜んでいただけるのが何よりものやりがい。「ありがとう」の数が、私へのご褒美といった気持ちで臨んでいます。ただ実際には、なかなか簡単には行きません。お客様のご要望通りに対応するのは当たり前。プラスアルファの価値をご提案しないと満足いただけませんからね。
私が心がけているのは、お客様のお話を徹底的に伺うこと。何を優先されたいのかが明確に見えてきます。その上で、自分のアイデアを提案しカタチにしていければ良いのですが、それはまだまだ私の課題です。先輩からもっと学ばなくてはと思っています。皆さん、ご自身の人生経験を生かしているだけでなく、仕事に対するこだわりも凄いですからね。
つい最近、キッチンスペシャリストの資格を取得しました。「主婦でないのに何か提案できるの」と言われるのが悔しかったからです。経験がない分、それに代わる何かでアピールしていきたいと思っています。
- 06:30起床
家族と一緒に朝食を摂ります。しっかりと食べるように心がけています。 - 08:40出社
1日のスケジュール確認や書類整理をします。
- 10:00外回り
オーナー様宅にてリフォームの打合せ。時間があれば、巡回訪問もします。
- 12:00昼食
忙しく走り回っているので、軽めの昼食です。 - 13:00外回り
お客様との打ち合わせ、施工現場の確認など。巡回訪問に合わせて手作りのチラシをポスティングすることも。 - 16:00帰社
見積書や日報などの書類を作成したり、施工担当者と打合せをします。お店の会議などもあります。
- 18:30退社
週に何回かは友だちと帰りに食事をしています。
自宅まではクルマで40分ほどの距離です。 - 19:30帰宅
いつもは家族と一緒の夕食。その後は、お風呂に入ったり、テレビを視たり、雑誌を見たりと寛ぎの時間を過ごしています。 - 24:00就寝
自分でも寝つきが良い方だと思っています。