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入社したばかりの頃は、毎日ひたすら巡回訪問を繰り返す日々でした。でも、正直言ってインターフォンを押すのは怖かったですね。前職のMRでは医療関係者の勤務先でのやりとりでしたが、今度は違います。お客様が生活されている場に赴くのですから、快く迎えてくれるのだろうかと心配でたまりませんでした。
そんな私にいつも優しく声をかけてくれていたのが、営業所の仲間たちでした。上司には「あなたなら大丈夫。あせらず、じっくり」と励ましてもらってばかりでした。また、先輩にはよく工事現場に連れていってもらい、色々勉強させていただきました。私自身、「あたって砕けろ」的な一面もあるので、「いつかは何とかなるのでは」という根拠のない自信があったのかもしれません。
努力が実を結んだのは、入社から半年後でした。お客様から、家の骨組みだけを残してすべてをリフォームするスケルトン工事を依頼されたのです。引渡しまで、約1年掛かりました。その期間は現場に通い詰めでしたね。おかげで、現場を教科書にして様々な業務知識やノウハウを学ばせてもらいました。以後はコンスタントに受注できているので、私にとって大きな転機になったといえます。
「長く続けられる仕事をしたい」と思っての28歳での転職。まったく未経験の私を迎え入れてくれた積水ハウスリフォームに感謝していたので、ようやく肩の荷が降りた気がしました。
早いもので今年で入社5年目を迎えました。これまで数多くのお客様と接してきましたが、忘れられない方といえば、入社してまもない頃に出会ったおばあちゃんですね。80歳前後の方だったと思います。一度ご自宅へのご挨拶は済ませていました。再会したのが、夏の暑い日に私が公園で休んでいた時でした。「こんな暑い所にいたらだめ。うちへいらっしゃい」と家の中に入れてくれたんです。そこから、おばあちゃんとのお付きあいが始まりました。
仕事の話はまったくしません。雑談ばかり。いつも温かく迎え入れてくれるのが、嬉しくてたまりませんでしたね。気持ちが落ち込んだ時には必ずお邪魔していました。その都度、おばあちゃん流の人生論や恋愛論で勇気付けられていたものです。また、息子さんにも自分の娘のように可愛がってもらいました。
私はそのお宅に伺うだけで楽しかったのですが、「思うような成果を上げていないのでは」と気を遣ってくれたのかもしれません。外部塗装工事を依頼されたことをきっかけとして、その後外構、お風呂と順次リフォームを任せてもらいました。「また次も山口さん、お願いね」といっていただき、ただただ感謝するばかりでした。
この仕事は1回のお付きあいで終わるものではありません。お客様とは長いお付きあいになります。それだけに、「山口さんだから安心して頼めるわ」と言ってもらえるような存在になりたいですね。
結婚、出産しても、リフォームアドバイザーは続けたいですね。実際、営業所には所長をはじめ先輩など仕事にも全力投球という「スーパー主婦」が数多く揃っています。皆さんをお手本に私も頑張っていきたいと思っています。
FP資格の取得を目指しているのも、私の意思表示といえるかもしれません。最近、お客様から住宅ローンや税金の相談を受けることが増えてきました。できれば、住まいに関してトータルに提案できるようになりたいですね。
私は積水ハウスリフォームに入社したおかげで、お客様の期待に応える最適なプランをご提案し、それがカタチになる喜びを知りました。今後は「期待に応える」だけでなく、「期待を上回る」ようなサービスを提供できるよう自分の実力を高めていくつもりです。
- 06:30起床
出勤の準備に追われて、朝食は軽めです。 - 08:40出社
見積書作成や訪問先に関する書類整理をします。
- 11:00外回り
オーナー様宅にクルマで移動して、打合せを行います。
- 12:00昼食
出先での昼食がほとんど。でも、しっかりと食べるようにしています。 - 13:00外回り
オーナー様との打合せや現地調査、工事の進捗確認など。時間が空くと営業所に戻ってきます。 - 17:00帰社
現地調査してきた案件に関してメーカーに見積を依頼したり、設計にプラン作成をお願いします。
- 19:30退社
週に何回かは友人と食事やショッピングに行きます。 - 20:30帰宅
入浴、DVD鑑賞、姉との雑談など家でゆっくりと過ごしています。たまには、翌日のお弁当も作ります。 - 24:00就寝
自分でも寝付きは良い方だと思います。