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大学では建築専攻でした。就活も建築メーカーを回り、当社に面接をお願いし、採用していただきました。積水ハウスグループは大手住宅メーカーであり、「自分には難しいだろう」と思っていただけに、入社が決まったときはうれしかったです。
配属先である静岡営業所にとって、私は初めての新卒入社。上司や先輩も大変だったと思います。積水ハウスの住宅構造の特徴、お客様や職人さんとの接し方、部材の手配の仕方など必要な知識やスキルを一からじっくりと教えてもらいました。
仕事に慣れるまでに一年はかかりましたね。何しろ、お客様のニーズや生活スタイル、家族構成などによって、リフォーム工事の内容は違ってきます。加えて、インターネットの普及もあって、お客様が勉強されているので要求水準もかなり高度になってきています。
現在は静岡市の中心部である葵区を担当しており、500件ほどを受け持っています。土地面積があまり広くないエリアなので、狭小物件が多いのが特徴。職人さんの足場を建てるのすら難しいという案件も珍しくありません。
お客様には恵まれました。印象的だったのは60代のご夫婦です。ご相談の内容は、ご主人が脳梗塞になられてしまい、お風呂やトイレ、洗面所周りを全面的に改装したいとのこと。実はこれが難しい案件だったんです。ご要望が多いだけでなく、それらのなかには通常のプランニングや住まいの概念を覆すものがあったからです。
具体的には、「トイレや洗面所のドアはいらない」「便座の位置を高くしたい」といったことでした。ご主人のお体を考えると理解できる部分もあるのですが、住まい作りに携わる立場からするとお勧めできないご要望もありました。そこで、上司や施工担当に何度も相談した上で、想定されるメリットとデメリットをお伝えしました。ご要望にきめ細かく対応したこともあって、打ち合わせだけでも半年以上。長丁場となりました。
工事が完了し、最後のご挨拶にお伺いしようと奥様にお電話したところ、その日に限って「夕方に来てほしい」とのご依頼。「いつもとは時間帯が違うなあ」と思いながらお訪ねすると、ご家族とのお食事が用意されていたんです。「主人のわがままに最後まで付き合ってくれて本当にありがとう」と奥様から感謝の言葉をいただいたときには、思わずグッとこみ上げるものがありました。アンケートにも「非常に満足」とご記入いただき、達成感を覚えました。
お客様に笑顔になっていただくために、私が心がけていることが幾つかあります。まず一つは、積水ハウスの看板を背負っていることを常に意識しています。お客様や職人さんへの挨拶、気遣いはもちろん、仕事を進めるにあたっても自分のせいでご迷惑をかけることがないよう責任ある行動に努めています。
また、難しいご要望であってもその場で「できません」とは言わないようにしています。一旦は社内に持ち帰り、上司や設計担当者、工事店の方々に相談したり、場合によっては本社にも問い合わせたりしています。自分自身で納得できないと気が済まない性格だからです。
今後はもっと経験と知識を積み重ね、どんなお客様にも対応できるようになりたいと思っています。どうしたら実現できるかを考えカタチにしていく。そんな実力を身に付けたいですね。チームへの貢献度を高めていくためにも、自分自身のレベルアップに取り組んでいきたいものです。
- 07:00起床
目覚めは良いタイプ。パンとコーヒー程度ですが、朝食をしっかりと摂ります。 - 08:30出社
スケジュール確認や書類整理など事務処理をします。 たまには、現場に直行することもあります。
- 11:00外回り
現場に赴き進捗を確認します。
- 12:00昼食
忙しく走り回っていますが、出先でしっかりと食べています。 - 13:00外回り
お客様との打ち合わせ、施工現場の確認など。時間が空いたときには、チラシをポスティングすることも。 - 16:00帰社
書類作成や上司への報告、設計担当者との打合せなど。あっという間に時間が過ぎていきます。
- 18:30退社
一人暮らしなので、帰りにお店によって夕食を食べることが多いですね。
自宅まではクルマで15分ほど、結構近いところに住んでいます。 - 19:30帰宅
テレビを視て寛いだり、住宅関連の雑誌やWEBで新しい情報を収集しています。 - 24:00就寝
ベッドに入ったらすぐ寝てしまいます。